のりもも について

mission

百年先に
のりをつなげる

海の恵み、自然の恵みである、のり。
食卓や、スーパーに並んでいるのが、
当たり前になっている、のり。

でもその当たり前が、
そうでなくなる日が、くるかもしれない。
生産者は減り、海の環境は変わりつつある。
消費者の、のりに対する知識も、だんだんと浅くなっていく。

もっともっと、のりを伝えないといけないと思った。
もっともっと、のりの楽しみ方を知ってほしいと思った。

その先に、次の百年はある。
百年先の未来のために、できることを、やる。
のりを、ひらきつづける、“のりもも“。

vision

のりの世界を
ひろげる。

のりは、日本の伝統食で、
朝食には、納豆と一緒に味付けのりで、
おにぎりにはのりが巻いてある。
そんな、のりの世界が全てではありません。

食卓もだんだんとグローバルになり
様々な食材が、様々な可能性を拓いています。
のりも例外ではありません。

私たちは、のりの可能性を引き出し、
もっと様々な場所やシーンで、
もっと様々な食べ方ができる
そんな食材に育てていきたい。

  • action / 1

    百味百選/たのしみ方を創る。

    百味百選/たのしみ方を創る。

    どんなシーンでも、どんなペアリングでも
    様々な味わい方、楽しみ方ができるようにする。

    私たちは、食生活が多様になっていく中で、のりの食べ方も多様であるべきと考えます。伝統的な味わい方以外にも、パンやパスタ、スープやリゾットなどの新しい食習慣に、のりをどう合わせていくか。私たちはもっと、のりの可能性を探りたい。磯の香り豊かなのり、パリッと歯切れのいい食感。それらが多様な食習慣の中で、より多様に対応できていくことこそ、百年先に続く食習慣となるのではないでしょうか。様々なライフスタイルに合わせて、様々なのりの楽しみ方をご提案します。

  • action / 2

    百魅百伝/魅力を伝える。

    百魅百伝/魅力を伝える。

    のりの製法、食文化、産地や生産者のことなど、
    さまざな情報を通じて、のりの魅力を世界に伝える。

    私たちは、のりのことをどれだけ知っているでしょうか。かつては、お中元やお歳暮に、のりを贈ることが一般的でした。のりの旬には若芽の柔らかいのりを、季節とともに愉しむのが嗜みであり、産地を訪れ、その土地の味わいを知ることも、また喜びでした。そんなのりの魅力が少しづつ伝わらなくなってきています。でも本物ののりには、伝えるに足る魅力があります。本物ののりにであうことで、その魅力に気がついてもらいたい。その土地の、海の恵みとしてののりは、魅力に溢れています。

  • action / 3

    百魅百伝/魅力を伝える。

    百衆百集/仲間をつくる。

    のりの魅力を伝え、新しい取り組みを生み出し、
    百年先にのりをつなげるための仲間づくりを行う。

    いま、のりを取り巻く状況は、楽なものではありません。食の多様化は進み、価格優先の市場はどんどん膨らみ、のりの生育環境も変化しています。このまま百年先にのりをつなげるためには、各プロフェッショナルが力を合わせる必要があります。生産に関わる方、生産者をサポートする方、流通の方、伝える方、様々な属性の方達を仲間にして、みんなで力を合わせることが大事です。日本の食文化であるのりを百年先につなぐために、今何ができるか、何をすべきかを考えます。

  • action / 4

    百古百新/古きを守り新しさを創る。

    百古百新/古きを守り新しさを創る。

    今までの伝統・文化・文脈の上に
    新しい可能性を拓いていく。

    1000年以上前から日本で食されていたのり。かつては貴族の中で貴重品として贈り合っていたとか。そうした積み重なる歴史の中で、貴重品だったものが庶民の手に届くものとなり、食べ方やつくり方や売り方や伝え方、様々に変化をして今日に至っています。その文化文脈は忘れずに、今後も時代に合わせて変化し、新しい価値を生み出していく。守るだけではなく、積極的に変化することで、のりを伝えていきたい。